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鋳鉄金物

ダクタイル鋳鉄は、社会インフラで活用されています

接合金物には、ダクタイル鋳鉄(球状黒鉛鋳鉄)を使っています。
一般の普通鋳鉄(ねずみ鋳鉄)は黒鉛がミミズ状のかたまりで、力が加わるとヒビ割れてしまいます。
鋳鉄中の炭素の結晶が球状になっているため、割れにくく、鉄より硬度衝撃に強く錆びにくい特質をもっています。 普通鋳物にはほとんどない「伸び」が出るようになり、それにより引っ張り強度も増し、強い鋳物になりました。
常識をこえる強度や耐久性を発揮する鉄なので、このダクタイル鋳鉄は、製鉄業界では、20世紀最大の発明と言われる程です。
この性能を頼り、様々な所で活用されています。
例えば、自動車の動力系であるエンジンやブレーキに。また鉄道では、枕木とレールを緊結する金物に。 更に日本では、水道管の本管と言った、正に社会インフラの中心で使われているのが、ダクタイル鋳鉄です。
簡単に割れたり、欠けたり、摩耗したり、錆びたりする素材ではないことがご理解できるはずです。
身近な所では、道路のマンホールのふたにも使われています。マンホールも、トラックに踏まれても壊れず、錆びて落ちる事を見た事はないでしょう。


ジオメット処理を施してありますので腐食がおきにくい

鉄製金具は、湿気に弱く、環境によっては腐食する恐れがあります。
ジオメット処理とは、水系の処理液で処理を行う、水形完全クロムフリーの商品です。 製造工程上もその皮膜中にもクロム化合物を一切使用しないため、自然環境や作業環境にも優しい表面処理といえます。 現在は自動車、家電、造船業界など幅広い分野で注目、採用されています。
アイシン精機で生産される本体金物をはじめ、全ての金具は厳重な品質管理が行なわれています。
接合金物は、大きく分けて2種類しかなく、それらの組み合わせで全ての接合部に対応できます。

引き寄せ機能の仕組み
引き寄せ機能の仕組み

本体金具が柱に、引き寄せ金具が梁に、予め工事でセットされています。
現場で本体金物を取り付けられた柱と、引き寄せ金具が取り付けられた梁を組み合わせます。
ドリフトピンをセットした後、引き寄せ金具を締め付けて固定します。
本体金物と引き寄せ金具の接触部分の形状でテコの原理が働き梁が引き寄せられます。


「ハラテック21」の大きな特徴
ハラテック21

部材を組み合わせた後、引き寄せ金具をしめつけることにより、接合部材同士を密着させ、強固に固定する機能を持っています。
この機能は、これまでの金具にはなかったもので、接合部分の隙間を最小限に抑えます。


金物工法の施工手順

1. 金物工法の施工手順
2. 土台にアンカーボルトの穴あけ後、土台をセットする
3. 土台敷き
4. 1階柱たて、柱頭には金物がセットされている
5. 1階の梁桁の取り付け
6. ドリフトピンを打つ引き寄せ金物を締め付ける
7. 2階の床合板張り
8. 2階柱建て
9. 2階の梁、桁の取り付け
10. 小屋組、棟木の取り付けで、躯体の組み立て終了
11. 1日で屋根野地合板張りまで行う現場も多く見られる
12. 完成

現場作業の軽減と工期短縮が可能

在来木造住宅のようにホゾやミゾなどの複雑な形状の加工は少なく、金物を取り付けるためのスリットや座堀りのみですみます。
生産の合理性が高まることはもちろん、加工する面積がすくない分、構造材の強度をそのまま保つことができます。
接合金物も工場であらかじめセットしておくことで、現場での作業を短縮しています。


プレカット加工

断面欠損がないので安心できる
ハラテック21

従来工法
在来工法の仕口は欠損部分が多く、強度的にもろい。
ハラテック21
金具接続欠損部分が少なく、集成材と強固な密着が可能。
接合金物も工場であらかじめセットしておくことで、現場での作業を短縮しています。

金具が構造材に隠れるので、美しい
「あらわし」の空間づくり

従来の接合部金物は目に触れるものが多く、加工部や金具の化粧が必要でした。
金具本体が構造材の中に隠れてしまうので、美しい仕上げになります。
構造材をそのまま見せる「あらわし」の空間づくりも自由自在です。
仕上がりもきれいで真壁構造、和室にも十分に対応可能。


「ハラテック21」は、柱取付け、梁取付けなど、在来工法の主要接合部に使用できます。 また、柱と梁、大梁と小梁などのあらゆる仕口部分に使用でき、強固に美しく接合できます。

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